カレン・モク(莫文蔚、Karen Mok)
王家の肖像 > cast >『天使の涙』でぶっ飛んだヘアスタイルを披露。役柄もぶっ飛んだハイカラ娘だが、殺し屋役のレオン・ライには、けなげな一面もみせた。
1970年6月2日、香港で生まれる。語学力がすごく、英語、広東語、北京語、日本語、ポルトガル語、イタリア語、フランス語ができる。父はウェールズ人。母は芸能関係の仕事をしており、レスリー・チャンがデビューのきっかけとなった歌謡コンテストで、彼に花束を渡している。
高校を卒業してから、イタリアのユナイテッド・ワールド大学へ2年間、次いでイギリスのロンドン大学に4年間留学した。留学中のロンドンでは、現在サウンド・クリエイターで知られるC.Y.コンとマーク・ロイの二人が結成したユニット・ブループにボーカルとして参加し、歌手デビューを果たしている。
帰国後は、TVB系の音楽番組「新地帯」で司会を務めた後、94年に『清官難審』(未)に端役で映画デビュー。翌95年にはジェフ・ラウ監督、チャウ・シンチー主演の『チャイニーズ・オデッセイ』シリーズに出演し、主題歌「未了情」を歌った。この作品のプレミアショーで、ジェフ・ラウの紹介で初めてウォン・カーウァイと出会い、同年の『天使の涙』に参加。この作品でも大ブレイクし、香港電影金像奨・助演女優賞をゲットした。
この形容しがたい髪型だが、少し経緯がややこしい。ジャッキー・チャンのビデオクリップに参加するために染めていたオレンジ色が『天使の涙』でも基本形なのだが、撮影途中で、ジョーダン・チャン、トニー・レオンらと共演の『救世神棍』の撮影が入り丸坊主、その後『天使の涙』に戻ったときは鬘(かつら)だった。
96年に2作目のCDアルバム『全身莫文蔚・私のすべて』をリリース。ジャケット写真は全裸ヌードで気合いを入れた。また、ウォン・カーウァイ演出による日本のCMタケオキクチには、浅野忠信と共演した。映画では話題作が続き、96年は『夢翔る人-色情男女』、チャウ・シンチーとの共演『食神』、吉本ばなな原作『キッチン』、翌97年にはウォン・カーウァイのプロデュース『初恋』と続いた。
