スー・ピンラン(蕭炳林、Siu Ping Lam)
王家の肖像 > cast >本来の仕事では、映画スタッフとして小道具係を担当。『花様年華』『2046』と立て続けに、トニー・レオンの仕事仲間&愛嬌あるエロオヤジとして登場。特に『2046』でチャン・ツーイーを口説こうとし、顔がアップに映し出されたエロぶりは印象的。
生年月日不詳。香港で生まれる。80年代に小道具係として映画業界に入った。担当した著名な作品には、チン・シュウタン(程小東)監督の『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』(85)、『スウォーズマン-女神伝説の章』(92)、ユン・ブン監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ4-天地覇王』(93)、ツイ・ハーク監督の『青蛇転生』(93;特撮小道具も担当) などがある。
ウォン・カーウァイ作品
ウォン・カーウァイ監督作品では『欲望の翼』(90)、『楽園の瑕』(94)、『天使の涙』(95)、『ブエノスアイレス』(97)、『花様年華』(00)、『2046』(04)と、ほとんどの作品で小道具係として参加してきた。
映画出演は『花様年華』が初めてで、ウォン・カーウァイがスー・ピンランの60年代風の容姿に感動し、撮影中盤の99年12月に、トニー・レオン扮するチャウ・モウワンの同僚アー・ピン役を捻出、スー・ピンランがその役を快諾したという次第。エロオヤジも入ったこの役柄は『2046』でも勢いを留まらず、ものの見事にチャン・ツーイー演じるバイ・リンから軽蔑されている。彼自身はこの一連の新しい経験が楽しかったと回想しているが、今後も小道具係として働いていくようである。
