カネシロ・タケシ(金城武、Takeshi Kaneshiro)
出演作品
ウォン・カーウァイが可愛がってやまない台湾出身の俳優。『恋する惑星』でも『天使の涙』でも楽しいキャラクターで登場。
ウォン・カーウァイ作品
ウォン・カーウァイ監督作品では、金城のギャグセンスが全開。『恋する惑星』のクランクイン直前、先輩のカム・コクリョンの推薦により、ウォンは二つ返事で青年刑事233号へ抜擢。金城のそれまでの出演作を一つも見ずに起用したウォンの勘は的中し、脚本どおりの演技だけでなくアドリブの演技でも爆笑を誘った。ウォンによる金城の配役も爆笑もので、1作目の『恋する惑星』でパイナップルを食べ過ぎ、2作目の『天使の涙』では喉が焼けてしまった設定となり、科白がなくなってナレーションのみとなった。また『天使の涙』で、肉屋での仕事中、解体前の豚の背中に座り肩を叩いてあげるシーンも笑いどころ。
王一族としてはお笑いタレントの役柄を引き受けているが、ハードボイルドな役柄もこなせる若手の実力派。中国語圏のトップスターになっただけでなく、日本でも映画やドラマに活躍した。なかでも、中国マフィア渦巻く新宿・歌舞伎町を描いた99年の『不夜城』が印象的だ(共演は山本未来)。
経歴
1973年10月11日、台湾の台北に生まれる。日本人の父と台湾人の母をもつハーフで、中国語だけでも標準語、台湾語、広東語が話せ、日本語も英語も堪能。『恋する惑星』では、台湾語、広東語、日本語、英語の4カ国語を使い回してブリジット・リンを口説く場面が爆笑もの。
小・中学を日本人学校で暮らした後、台湾のアメリカン・スクールで高校生をしていた時にスカウトされ芸能界に入った。テレビ・ドラマ出演後の18歳で歌手デビュー。映画デビューは93年の『東方三峡』(ワンダーガールズ-東方三侠)で、翌年には『恋する惑星』に出演、王一族となる。この作品が本格的な俳優としてのスタートだと金城自身が話している。後『天使の涙』の出演後にはウォンを取り巻く撮影現場を映画学校と名づけるほど、金城武にとってウォン・カーウァイ監督作品への参加は有意義だったようだ。
関連情報
出演映画
- 2005
- 2004
十面埋伏(ラヴァーズ) - 2003
向左走、向右走 - 2002
リターナー - 2001
- 2000
スペース・トラベラーズ|薫衣草(ラベンダー) - 1999
心動(君のいた永遠) - 1998
Too Tired Too Die(ニューヨークディドリーム)|不夜城(不夜城)|安娜瑪徳蓮娜(アンナ・マデリーナ) - 1997
両個只能活一個(パラダイス!)|MISTY|初纒恋後的2人世界(初恋)|神倫謀影(ダウンタウン・シャドー)|馬永貞(暗黒街-若き英雄伝説)|火焼島之横行覇道(炎の大捜査線2) - 1996
泡女丑専家(金城武のピックアップアーティスト)|冒険王(冒険王)|天涯海角(世界の涯てに) - 1995
校園致死隊(スクール・デイズ)|卯有面牌(金城武の死角都市・香港)|中国龍(チャイナ・ドラゴン)|逃学戦警(危険な天使たち)|号角響起(フォーエバー・フレンズ-戦場への挑戦)|堕落天使(天使の涙)|臭屁王(トラブル・メーカー) - 1994
沈黙的姑娘(金城武の香港犯罪ファイル)|重慶森林(恋する惑星)|報告班長III(報告班長3)|第六感奇縁(人魚伝説) - 1993
現代豪侠伝(ワンダー・ガールズ-東方三侠2)

