クリストファー・ドイル(杜可風、Christopher Doyle)
王家の肖像 > staff >1952年にオーストラリアのシドニーに生まれる。18歳で船員になり各国を放浪した後、米国で中国美術史を学んだ。76年に初めて台湾へ行き、同地でスタン・ライたちと友人になたのをきっかけに、舞台演出、CM、TVドキュメンタリーなどの撮影を手がける。自然光を活かしたカメラワークに定評がある。
撮影監督デビューは、83年のエドワード・ヤン監督『海辺の一日』で、アジア太平洋映画祭・撮影賞を受賞した。86年の『ソウル』では香港金像奨・撮影賞を受賞し、89年のパトリック・タム監督『風にバラは散った』で香港映画界に進出。
98年、監督・撮影・脚本・原作を手がけた香港映画『孔雀』(主演・浅野忠信)を発表。また、スチール・カメラマンとしても有名で『エンジェル・トーク - 天使の涙・完全版』『ドイル-無敵の漂流者』『ブエノスアイレス旅行記』など、著書・写真集も多い。
ウォン・カーウァイ作品
90年の『欲望の翼』でウォン一族となり、ウィリアム・チャンとともにウォンのパートナーとして大活躍。ウォン・カーウァイの「眼」といわれるカメラワークは、数々の映像美を生みだしてきた。『楽園の瑕』『天使の涙』では香港金像奨・撮影賞を2年連続ゲット。また『花様年華』では、途中で母の急病のため代役を頼んだリー・ピンビンと共同で撮影監督を担当し、00年のカンヌ国際映画祭・高等技術院賞を受賞。
なお、後半部分を担当した『恋する惑星』でトニー・レオンが暮らしているアパートは、ドイル自身の住居だった。
