ジェフ・ラウ(劉鎮偉、Jeff Lau Chun-wai)
王家の肖像 > staff >生年月日不詳。イギリス留学後にフィリピンの金融会社に勤める。後、その子会社の映画会社に出向し製作者となる。初監督作『猛鬼差館』(バンパイア・コップ)(88)が大ヒットし、90年代最高のマネーメイキングスターであるチャウ・シンチーとのコンビ作『ゴッドギャンブラー-賭聖外伝(オール・フォー・ザ・ウィナー)』(90年、コーリィ・ユェンと共同)、『チャイニーズ・オデッセイ』(94;技安の名で脚本も担当)、レオン・ファーファイ主演の『黒薔薇VS黒薔薇』など、ヴァイタリティ溢れる監督作を連発した。
ウォン・カーウァイ作品
ウォン・カーウァイとは、イン・ギア・フィルム以来の仲。『猛鬼差館』(バンパイア・コップ)が監督デビュー作で、ウォン・カーウァイと一緒に脚本も担当した。続編では出演もしている。92年、『欲望の翼』の興行的失敗に懲りず、ウォン・カーウァイはジェフ・ラウと組んで9大スター共演の時代劇に挑戦。二部作を予定していたが、『欲望の翼』以上に撮影が難航し、当初の予定だった93年の旧正月直前にも進展が見られず、ジェフ・ラウは急遽、9大スターにケニー・ビーを加えた10大スターでバラエティの時代劇『新射雕英雄傳之東成西就』(大英雄)を撮影、これが大ヒットとなった。だが、その1年半後に公開された『楽園の瑕』の方は興行的に大失敗。『ブエノスアイレス』以降は、ウォン・カーウァイ自身が製作総指揮を務めている。
なお、ウォン・カーウァイとジェフ・ラウが共同で設立したジェット・トーン・プロ(澤東製作有限公司)は『楽園の瑕』『恋する惑星』『天使の涙』を製作したが、ジェット・トーン(澤東)は毛沢東主席の名前を広東語読みしたもので、冗談で付けた社名だそうだ。
